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2017年01月20日
ヒラノブラシ、奇跡の最終入荷!!

こんにちは。



タイトルが少し大袈裟ですが、ヒラノブラシ(白豚毛)が奇跡の入荷です!







在庫は5本のみ
お値段5,000円+税と、ブラシにしては高額ですが「育てていけるブラシ」です。
早い者勝ち。
いかがですか。

今月末に残っていたら自分が買います!!



※黒豚毛・馬毛はまだ在庫はございますのでご希望のお客様はお申し付けください。






  

2016年11月21日
ORO-RUSSET-オロ・ラセットのお話

こんにちは。



この875犬タグ、もっと赤くならないですか??



たまにご相談いただきます。

正規品としてオロラセット(ORO-RUSSET)カラーのシュークリーム(乳化性)が販売されています。
これを塗布すれば大丈夫です!!


とは一概には言えません。
何故なら、オイルレザーに含まれているオイル成分が
クリームの浸透を防いでいる
からです。
また、トゥを中心に傷が出来ると思いますが、銀面が削れている状態で乳化性クリームを塗布することで油分を吸収しすぎてしまい、黒ずむことがあります
さらに、アッパーの白ステッチも赤くなってしまいます
ですのでご使用にあたりましては注意が必要となります。








話がそれましたが、結論から言いますと、そのままの赤みを楽しみましょう!ということになります。

履きこんでいくにつれ、また、日々のメンテナンスで深みの変化は出てきますが、根本的な赤みの変化にはつながりません。
日焼けが乾燥が進み過ぎて薄くなることはあります。



レッドウイングと言えばS.B. Foot社を傘下に入れ自社でタンニングを行う数少ないシューズメーカーとして有名です。



が!!
私以前から様々な文献やネットを調べていたのですが、1990年代初頭まで、実はS.B. Foot社だけではなく合計3・4社存在していたという説が。
多分、いくつかの参考元で言われているので信憑性がありますが、あくまで説です。(英訳しているので微妙ではあります。。。)
S.B. Foot社が鞣したオロラセットが、あの赤々しい色なのかどうかはわかりません。
掘り下げ不足申し訳ありません。




皆様がお持ちの、また、これから手に入れるであろうオロラセットの赤みを愛してあげましょう!!

締めの言葉もオチも見つからないのでこの辺で失礼します。。

  

2016年10月05日
オロ・ラセット

こんにちは。
谷口です。


本日はオロ・ラセットの説明、お手入れを紹介していきたいと思います。
モデルは875をベースとしています。


まず「オロ・ラセット」とは?

レッドウッドツリーから抽出したタンニンを鞣し剤として使用した革の名前です。
歴史の話でしたら1936年にこのオレンジ色の皮革は開発されたようです。
特徴としては防水性に優れ、弾良性に富んだオイルドレザーです。


ただ、ややこしいのが(アメリカらしいと言えばそうなのですが)年月によって革質がどんどん変わっていっています。
それによってお手入れも多少変えた方がいいのでその説明もさせていただきます。



これは95年頃の赤みが強いモデルになります。 

おそらくオロ・ラセットと聞いて皆さんが思い浮かべる色は赤茶では無いでしょうか。


・1980年代まではオレンジ色、89年頃にモデルチェンジをして赤みの強い色に変わっています。
オレンジ色(〜89年)の革は色だけでなく厚みコシがあり型くずれを起こしにくいのも特徴です。
革自体もサラっとしておりオイルを入れてもベタつきが少なく感じます。

お手入れに関してはビンテージ物になるので乾燥が進んでいる物が多いです。
まずはステインリムーバーでの汚れ落としは必須です。
あまりにも乾燥している時はマスタングペーストをいれてから汚れ落としをする事で革へのダメージ軽減、更なる汚れ落としができます。
その後は乾燥具合に合わせマスタングペーストからブーツフィニッシュ(ミンクオイル)をいれて下さい。
時間は多少長く(5時間程)置いたあげた方がしっかりオイルが浸透してくれます。
最後に豚毛でブラッシングして下さい。


・90年から95年頃までは赤茶の赤みがドンドン増していっています。
おそらく革を染める際の染料を増やしていったのだと思われます。
ちなみに余談なのですがオレンジから赤茶にモデルチェンジし更に赤みが増していった理由は不明です。
(誰か教えて下さい...)
この頃の革は厚みはあるのですが少し柔らかくコシが弱いため型くずれが起こり易いという特徴があります。
オイルを入れると多少ベタつきを感じ易い革です。

お手入れに関してですがまずは汚れ落としです。
コシが弱く型くずれを起こし易いのでブーツフィニッシュ(ミンクオイル)の入れ過ぎ、置き過ぎには注意です。
1〜3時間程で豚毛でブラッシングして下さい。
よほどカサカサや丸洗い等しない限りはマスタングペーストは必要ありません。


・そして96年に赤くなり過ぎ!という事から昔のオレンジ、薄茶の色の革にモデルチェンジしました。
本来のオロ・ラセットに戻したという事ですね。
ただその頃の日本ではセッターブームもあり、オロ・ラセット=赤茶というイメージが強過ぎました。
そのため日本の代理店は赤茶モデルの継続生産をメーカー側に要請し、結果オロ・ラセットは赤茶と薄茶のモデルが存在するようになりました。
そして赤茶が8875(オロ・ラセット)薄茶が875(オロ・イジナル)となりましたが、何故元々の875がオロ・イジナルになったのでしょうか。不思議。

この頃の(96年〜)オロ・ラセットは更にあかみが強くなり革は厚くコシもあり型くずれがしにくいのが特徴です。
オイルを入れても表面はサラッとしています。

お手入れですがまずは汚れ落としです。
乾燥していない限りはブーツフィニッシュ(ミンクオイル)をいれ3〜5時間程で豚毛でブラッシングして下さい。


・2001年〜は革は薄くなりコシも若干弱く、型くずれも起こり易いのが特徴です。
オイルは入れ過ぎるとベタつきます。

お手入れですがまずは汚れ落としです。
この頃の革の物は柔らかくなり過ぎ型くずれを起こしている靴をよく見ます。
ブーツフィニッシュ(ミンクオイル)は1〜3時間程で豚毛でブラッッシングして下さい。
ブラッシングする事によりオイルが入り過ぎ柔らかくなる、表面に溜まったオイルが酸化しベトベトになる事を防いでくれます。


時代によって革質がバラバラで更には色も違うのでお手入れは難しく感じますが、面白いです。
上記した物はあくまで目安としてお考え下さい。

ただ、お手入れしてあげる事によって靴の長持ちはもちろん、アジの出方も変わってきます。
せっかくのオイルドレザーなのでガンガン履いてお手入れして自分のアジを出していって下さい!!



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