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2017年04月28日
ブラッククロンダイク

こんにちは。
谷口です。

本日紹介するお手入れは98709874に使われているブラッククロンダイクになります。



ブラッククロンダイクとは?

70〜90年代ごろのブラッククロームの中には茶芯と呼ばれる革が存在しました。

現在のブラッククロームは芯まで染み込ませているので革の内側を見ても真っ黒です。
この茶芯と呼ばれているものは名前の通り芯を茶色に染めている革です。

その茶芯には色々な説があります。


現在の染色技術より劣るがゆえ、コストを考え表面のみしか染めなかったため。

茶色い革と黒い革を作るのに同じ茶色になめした革を使うことで在庫リスクを抑え生産効率を高めるため。


など今でもハッキリしていません。
アメリカによくある話ですね。

そんな茶芯を再現したといわれている革がこのブラッククロンダイクです。
ただ再現する為試行錯誤し、オイルの含有量を極力減らす事で成功したそうです。


オイルの含有量を減らしてもオイルドレザーですのでお手入れはオイルを入れてあげます。


・まずは古いオイル(クリーム)を落とします

ステインリムーバーで古いオイル(クリーム)を落とします。
この汚れ落としは毎回する必要は無く3〜4回のお手入れのうち1回するぐらいで大丈夫です。


・オイルを入れる

オイルの含有量が少ない=他のオイルドレザーに比べると乾燥しやすいのでこまめなオイル補給が必要な革です。
さらに浸透しにくいので状態にもよりますが浸透性のいいマスタングペーストがオススメです。(ブーツフィニッシュでも問題ありません)



状態にもよりますが2〜3時間ぐらいでブラッシングして余分なオイルを弾いてあげます。

こまめなオイル補給といっても面倒に思う方も多いかと思います。
そんな時はいつも使っているオイル用のブラシでブラッシングして下さい。
使い込んでいるオイル用のブラシの毛にはオイルが染み込んでいるので、それでブラッシングするだけで表面の乾燥が防げます。


・更にツヤを出されたい方は靴クリーム

更にツヤを出されたい方はオイルを浸透させた後に靴クリームを使用して下さい。
今回オススメしたマスタングペーストは表面に残らずサラッとしているので靴クリームとの併用も問題ありません。
市販されているミンクオイルだとベトツキが強いため靴クリームとの併用はオススメしません。


使い込む事で茶色(茶芯)が浮かび上がってきます。
補色して欲しいと言う方もいらっしゃいますが、せっかくのブラッククロンダイクですのでアジとして楽しんでいただく事をオススメします。

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2017年03月23日
チョコレートクローム

こんにちは。
谷口です。


本日は8134に用いられているチョコレートクロームのお手入れを紹介します。




まずは8134の前期モデルと言われている8160と比較してみます。



向かって左が8160、右が8134になります。

8160ガラスレザーに対し8134チョコレートクロームですのでツヤが全然違いますね。
素材が違うので前期、後期は少し違うかもしれませんけど。。
どちらかと言えば8163の後期ですかね。(画像用意出来ませんでした。。)

ちなみにガラスレザーのお手入れはコチラになります。


<チョコレートクロームのお手入れ>

・まずはいつものステインリムーバーで汚れ、古いクリーム、オイル等を除去しスッピン状態にします。

・マットな仕上がりが好みの方はブーツフィニッシュ(ミンクオイル)を塗り、時間をおいた後ブラッシング(豚毛)して下さい。(余分なオイルを弾きます)
マット仕上がりはこちらで完成です。

・ツヤを出されたい方はマスタングペーストで革にオイルを浸透させます。(サラッと仕上がるブーツフィニッシュでも問題ありません)
時間を置いた後ブラッシング(豚毛)をして表面に残っているオイルを弾いてあげます。
次に艶を出すため靴クリームを使用します。
ベックマンではクリームナチュラーレで仕上げています。
こちらは時間を置く必要はなくブラッシング(オイルの時と違う豚毛のブラシ)して大丈夫です。
オイル+靴クリームという事で表面に残りやすくベトツキが強いミンクオイルはツヤだしの際にはオススメしていません。
ツヤ仕上げはこちらで完成です。


こちらのチョコレートクロームオイルドレザーですがとても浸透しにくい革です。
ですので出来るだけこまめにお手入れして下さい。
時間がない時は使い込んだオイル用のブラシでブラッシングするだけでも十分乾燥を防いでくれますよ!

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2017年03月16日
オイルドレザーにはどのオイル?

こんにちは。
谷口です。


本日はオイルの種類によっての使い分けの紹介です。

まず"オイルド"レザーのお手入れに必要なのは名前の通りで"オイル"です。
ただオイルにも色々な種類があります。

今回はベックマンで取扱いのあるBOOTSFINISHマスタングペーストで紹介します。



まず一般的にオイルと言えばミンクオイルが思い浮かぶかと思います。
ベックマンオリジナルブーツフィニッシュミンクオイルになります。

では一般のミンクオイルとブーツフィニッシュの違いとは?

簡単に説明すると
・一般のミンクオイルよりもベトツキが少なく比較的サラッとした仕上がり
・一般のミンクオイルよりも浸透性が高いため短い放置時間でブラッシング出来る


※ブーツフィニッシュ


ではブーツフィニッシュとマスタングペーストの違いは?

・ブーツフィニッシュよりも更にベトツキが少なくサラッと仕上がる
・ブーツフィニッシュよりも更に浸透性が高い


※マスタングペースト

になります。

イメージですが
・一般のミンクオイルはゆっくり浸透しますが表面にオイルが残りやすい
・ブーツフィニッシュは表面に残りつつ奥まで素早く浸透
・マスタングペーストは表面に残らず全て奥まで浸透

といった感じです。

ではどう使い分けるのか?

・普段お手入れしているオイルドレザー
ブーツフィニッシュor一般のミンクオイル
※もちろん一般のミンクオイルでも問題はありませんが日本の気候を考えるとサラッとした仕上がりがベックマンのオススメです。

・革の乾燥がヒドいオイルドレザー
マスタングペースト+ブーツフィニッシュor一般のミンクオイル
※革の奥までマスタングペーストを浸透させ更にミンクオイルを使用する事で表面の保護と革にオイリー感を出す事が出来ます。
※マスタングペーストは浸透性が良すぎるので使い過ぎると革が柔らかくなり過ぎます。



オイルの種類があり過ぎて何を使えば良いか、買えば良いか分からない方は参考にしていただけたらと思います。

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Posted by BECKMAN at 00:04お手入れオリジナル商品

2017年03月10日
カビ予防!

こんにちは。
谷口です。


みなさんブーツを長期しまう時はそのまま靴箱の中に入れっぱなしにしていませんか?

そのまましまってしまうと汚れなどがブーツに付いたままになってしまいカビの原因にもなってしまいます。

付いたままの汚れやホコリ+靴箱の湿気はカビの大好物です。

ですのでしまう前にも簡単にお手入れをしてあげて下さい。

お手入れといってもオイルを上から塗り込むのはNGです。
塗り込むだけでしたら逆にホコリなどの蓋をしてしまいさらにカビの発生するリスクが高くなります。


まずはステインリムーバーで古いオイルやクリーム、汚れを落とします。
さらに水性のステインリムーバーの特長である汗も取り除いてくれます。



ステインリムーバーでアッパー(革)をスッピンにしてあげてからオイルを塗り込んでいきます。
この時オイルはあまり塗り過ぎないようにして下さい。
ミンクオイルには脂分が含まれていてこちらもカビの栄養分になってしまいます。
ですので過度に塗ることでカビ発生のリスクが高くなりますのでお気をつけ下さい。
出来ればサラッとしたオイル(ブーツフィニッシュビーズエイジングオイル)の方がオススメです。

もちろん最後にはしっかり豚毛のブラシでブラッシングをして余分なオイルは取り除いてください。

今期はカビの生えたブーツのお預かりが非常に多かったです。
カラッとしたアメリカと違いジメッとした日本ですのでカビは生えやすいですが、お手入れする事でカビのリスクは軽減できますよ!

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Posted by BECKMAN at 00:10お手入れ

2017年02月22日
ゴールドラセット

こんにちは。
谷口です。


本日は9875等に使用されているゴールドラセットのお手入れになります。



ゴールドラセットとは?

9875、9871、9866、9877等のアイリッシュセッター復刻版に使われているレザーです。
この復刻版は国内正規店の中でも限られた店舗のみで取り扱いのある取扱店舗限定モデルです。

この革はアイリッシュセッター発売当時のオロラセットレザーを再現したもので、セコイアの木から抽出したタンニンを使って鞣され、ふんだんなオイルを含みながら上品な光沢も備わっています。
ちなみにゴールドラセットオロラセットラセットとは赤みを帯びた明るい茶色の事を言うんだそうです。


[お手入れ]


①ステインリムーバー


ステインリムーバー 左から60ml(¥600+TAX)300ml(¥2,000+TAX)500ml(¥3,000+TAX)

ステインリムーバーで表面に着いた汚れや靴クリームなどを取ります。
※ステインリムーバーを多量に使い過ぎたり(シミの原因)強く擦ったり(銀面の剥がれ)しない様注意して下さい。


②マスタングペースト


マスタングペースト ¥2,800+TAX

全体に薄くマスタングペーストを塗ります。
ただ革の状態が良いうちはマスタングペーストは必要ありません。


③クリームナチュラーレ(ニュートラル)+ブラッシング


クリームナチュラーレ ¥2,000+TAX

艶を出されたい方はクリームナチュラーレがオススメです。


②のオイルを入れることで多少色が濃くなってしまいますので元の色が好みで艶を出されたい方は①→③の順序でも問題ありません。

艶よりもエイジングを楽しみたい方は③をせずに①→②のみでお手入れをお楽しみ下さい。
その際使うオイルはマスタングペーストブーツフィニッシュどちらを使っていただいても大丈夫です。

お手入れに正解はありませんのであくまで参考にしていただけたらと思います。
何か分からないことなどございましたらいつでもご相談下さい!

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Posted by BECKMAN at 00:01お手入れゴールドラセット