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2016年02月27日
MUSTANG PASTE 〜応用編②〜

こんにちは、谷口です。



それでは先週のMUSTANG PASTE 応用編の続きになります。


前回だけでもマスタングペーストの良さは伝わったかと思いますが、今回もマスタングペーストの特徴を使った手入れを紹介します。


古いオイルが入り過ぎている時には、マスタングペーストを使ってオイルを落としやすくします。

どういう事かといいますと、マスタングペーストの浸透力を使い、古いオイルの更に奥まで入りこみ、汚れ落としで浸透したマスタングペーストを取り除くと同時に、古いオイルも一緒に拾い、取り除くという方法です。


同じ使い方で、シワの奥まで入ってしまっている黒ずんだ油汚れも取れます。
※取れない汚れもあります笑





ステインリムーバーで落とせるんじゃないか?

という意見もあるかと思いますが、ステインリムーバーの成分の中には弱い界面活性剤もございます。
この成分が汚れを落とす作用にもなっているのですが、ワークブーツという事もあり、弱い界面活性剤では取れにくい油汚れもあります。

そんな時にマスタングペーストを浸透させ、油汚れを落としやすい環境にします。


女性の化粧落としと一緒ですね。
化粧には油成分が入っているので水では落ちにくく、"クレンジングオイル""油"成分を浮かせて落としますよね!


それをステインリムーバー(界面活性剤)で一緒に包み込んで除去する、という事です。

ちなみに界面活性剤は水と油をくっつける働きがあります。


以上がマスタングペーストの応用編になります。




成分を理解する事で、手入れや汚れ落としも楽しくなりますよ!
手入れに関しても、もちろん修理に関しても分からないことがございましたらお気軽にお尋ね下さい!!


あと、


最近さりげなく、BECKMANでInstagram始めました!

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http://instagram.com/beckman_shoe_repair/

こちらは靴だけでなく、修理作業の内側や全く関係のないスタッフの趣味やなどもでてくるかもしれません。
もし宜しければこちらもチェックしてみて下さいね!!


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