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2011年11月07日
BECKMAN流お手入れ‐オイルドレザー

こんにちは。



雑誌掲載後、お手入れについてのお問い合わせを多くいただきます。
今日はオイルドレザー編です。



BECKMAN流お手入れ‐オイルドレザー



使用しているのはこれだけです。(この敷物いらんかった…)
左奥から時計回りに、

デリケートクリーム…945円
→栄養クリーム。これは使えます。

マスタングペースト…2,940円
→浸透性・栄養分で考えた場合、当店ではコレかなと。

ステインリムーバー…60ml:630円 300ml:2,100円 500ml:3,150円
→現在汚れ落としはコレしか取り扱っていません。それくらいの信頼度です。

スポンジ
→台所用でOKです。

ウェス
→綿100%のT-shirtsで白がベストです。

HIRANOブラシ(豚毛)…4,200円
→先日ご紹介しましたが、良い物は良いです。


①指にウェスを巻き付け、ステインリムーバーを少量ウェスに垂らし全体的に弱い力で拭きます。
シワの多い部分(ヴァンプ・くるぶし等)は、内側から指で押し上げて強めに拭きます。

BECKMAN流お手入れ‐オイルドレザー

これが表面および毛穴の奥の汚れ・オイル成分を抜き取っている証拠です。
綺麗に指の形が出ていますね。


②すぐに乾くので、スポンジデリケートクリームを取り全体的に適当量を入れていきます。
何故スポンジなのか?
ウェルトとアッパーの溝、インソール(中底)まで綺麗にクリームを入れることが可能だからです。
※インソールにオイルはNGですよ。


③指でマスタングペーストを取り、体温で溶かす感じで、水っぽくなるまで指と手のひらでグチュグチュします。
その後全体的に入れていきます。
細かい部分やコバの隙間は、指先や小指の外側をうまい具合に使って入れていきます。


④元の革の状態にもよりますが、1時間~半日ほど置いた後で最後にブラッシングです。
硬化気味の革には長時間放置することによって、柔軟性はわりと戻りますよ。
豚毛はコシがあるので、表面に残っているオイル分を均一にしてくれます。


ポイントは、デリケートクリームです。
ステインリムーバーで毛穴をスッキリさせているので、革は栄養を欲しています。
そこでオイルを入れると、繊維質の違いでかなり吸収する部分とそうではない部分の差が出てしまいます。
ムラ感を出したいのであればデリケートクリームは不要です。
ある程度均一の仕上がり希望であればデリケートクリームでワンクッションおいた方が無難です。

マスタングペーストはべとつきが少ないので、埃を吸着しにくいので調子良いです。
あと、オロ・ラセット等の靴クリームでは表現できない色目に対して効果を発揮します。
浸透性が良いので色の復元力が良いんです。
ただ、光沢はそんなに出ません。
光沢を出したいのであれば靴クリームです。
ロウが入っているので、毛穴を詰めてくれて光の反射するフラットな面を作ってくれるのです。

汚れ落としお持ちでなければお試しサイズのステインリムーバーがおススメですよ。


なるべくわかりやすく書いたつもりですが、文字が多すぎて逆にわかりにくくなったかも…。
あくまでBECKMAN流ということで参考にしてみてください。




今日は退店後に服屋さんに修理靴を預かりに行ってました。
カフェで受け渡ししていたのですが、


BECKMAN流お手入れ‐オイルドレザー


ラテアートで顔描いてもらいました。



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