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2011年11月14日
BECKMAN流お手入れ‐起毛素材

こんにちは。



お手入れネタです。
今日はラフアウト等の起毛素材です。
一般的にはスエードって言った方がわかりやすいかも。


BECKMAN流お手入れ‐起毛素材



左上から時計回りに、

スプラッシュブラシ…735円
→発泡ゴムのブラシです。結構使えます。

スエードヌバックイレイサー…840円
→俗に言う消しゴムです。ブラシで落ちない汚れにはコレ。

スエードカラーフレッシュスプレー…1,575円
→スエード手入れの基本です。

P-ワイヤーブラシ…1,785円
→これも基本です。必需品と言っても過言ではありません。


(敷物無いと寂しいな…)



P-ワイヤーブラシにて全体的にブラッシングです。
僕は強めにブラッシングします。
はい。大丈夫なんですよ、強くブラッシングしても。
起毛素材は強いんですよ。
山系ブーツやスケシューに起毛素材が多いのもそういった理由があるからかもしれません。

で、何をしているかというと、表面と毛の中の汚れを払っているのです。
起毛素材の手入れではブラッシングが本当に大事です。
絶対に最初はコレです。


スエードカラーフレッシュを全体的に吹きかけます。
革には栄養が必要です。
表革にオイルやクリームに補給するように、起毛素材にはこういったスプレータイプで補給するのが一般的です。
さらに、こちらのWOLYスエードカラーフレッシュには油分が多く含まれておりますので、色あせもある程度防止する効果があります。


P-ワイヤーブラシにて、最後は毛並みを整えます。
もしくは、手首を返す要領で毛を起こして仕上げてあげてください。



ん、スプラッシュブラシとスエードヌバックイレイサーは?ってなりますよね。


BECKMAN流お手入れ‐起毛素材


まず、スプラッシュブラシ
これが意外と優れもので、発泡ゴムで出来ているので、ブラシでありながら汚れを吸着するので(ゴムが汚れを引っ付けるんです。)かなり便利です。
表面が汚れてきたらハサミで切って綺麗な面を出してあげるとOKです。

次に、スエードヌバックイレイサー
名前の通り消しゴムです。
ブラッシングでも消えない汚れにはこちらでゴシゴシこすってください。
微粒子のゴムのかたまりなので、ソフトで素材を傷めにくい設計です。
毛を削る感じですね。
やりすぎると白くなってしまうので気をつけましょう。



乾燥している状態では、例えば雨の日、革が水分を欲して雨をどんどん吸収します。
もし、栄養分を蓄えている革であれば、水分を欲しません。
さらに、スエードカラーフレッシュには油分も入っているので雨をはじいてくれます。

スエードは手入れが簡単です。
皆さん、手入れしましょう!





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Posted by BECKMAN at 00:24 │お手入れ