2016年04月05日スムースレザーのお手入れ
こんにちは、谷口です。
本日はスムースレザの手入れの紹介を画像付きでさせていただきます。
まずスムースレザーとは?
スエードやヌバック、型押しなど表面が凸凹していないスムース(なめらか)な革の総称です。
一般的にドレスシューズに用いられている革はもちろん、オイルドレザーもスムースレザーになります。
なかなかオイルドレザーとの見分けは難しいと思いますので、まずモデルで覚えていただけたらと思います。
レッドウィングではクラシックドレスライン(ベックマン、キャバリーチャッカ)ですね。
今回はそのベックマンでのお手入れ紹介になります。
まずは靴ひもを外し、シューツリーを装着します。
シューツリーは保管する時に使うだけでなく、手入れを効率よく、きれいに仕上げることが出来るので、あればとても便利ですよ!
1.
ステインリムーバーで古いクリームや汚れなどを取り除きます。
ステインリムーバーは毎回使う必要はなく、2、3回の手入れのうち1回か、雨の日に履いた後に使用していただく事をオススメします。
特に雨の日の翌日は、塩浮きと言って靴の中の水分がでていくのと同時に靴の中の汗などが表面に浮かび上がり、アッパーに白い模様が浮かび上がることがあります。
この表面に浮かび上がってきた汗などの塩分を取ってあげる事により"塩浮き"を抑えることが出来ます。
ちなみに他の汚れ落としではこの"塩浮き"を抑えることは難しく、水性のステインリムーバーだからこそ塩分を取り再発を抑える事が出来ます。
※革の種類によってはステインリムーバーを使用しない場合もあります
右足がステインリムーバー使用後です。
すっぴん状態なので艶がなくなりマットな感じになっています。
2.
デリケートクリームを塗り込んでいきます。
スッピンになった革に栄養をあたえ、保湿効果を高めてくれます。
よく履き口や中底が乾燥して、ひび割れを起こしている靴をよく見かけますが、このデリケートクリームは履き口は勿論、中底にも使ってあげれる程、万能アイテムですよ。
ウェス(いらない生地)や台所用スポンジ(これが便利です)で全体に塗っていきます。
浸透性がよく、すぐに乾いてくれます。
右足(写真左)がデリケートクリームの使用後になります。
デリケートクリーム自体にロウ分が入っていないため艶は出ませんが、栄養が入り、全体的にしっとり感が出たのがわかるかと思います。
3.
靴クリームを入れていきます。
ベックマンではM.MOWBRAYのクリームナチュラーレを使用しています。
天然成分特有のいい匂いがし、更に革に栄養と光沢を与えてくれます。
ペネトレイトブラシで細かい場所まで塗り込み、豚毛や化繊のブラシでブラッシングして全体にのばす+余分なクリームをはじいていきます。
さらにきれいなウェスで乾拭きしてあげると更に光沢が出ます。
その後、防水スプレーをしてあげると革にとってとてもいいですね!
靴が綺麗なうちはニュートラル(無色)を使用し、革本来の色、艶を楽しむことをおススメします。
傷や色の抜けが出てきましたら、補色クリーム等を使用して下さい。
(ステッチが白い靴は色が移るので気をつけて下さい)
右足(写真左)がクリームナチュラーレ(ニュートラル)の使用後になります。
天然成分が多く含まれているため、革がモッチリとした雰囲気に仕上がっています。
見ていただいたらわかるように、ある程度の色の抜け具合でしたらニュートラル(無色)の油分だけでも十分色は戻ります。
以上がベックマンでのスムースレザーの手入れになります。
基本的にベックマンでは靴を永く履いていただくための手入れ方法を推奨しております。
スムースレザーには手入れ用品が沢山あり、最近では特に細分化されてきていますので、ベックマンとしてもいろいろ試して、自分たちがいいと思うものは随時ブログ等にてあげていきます!!
今回紹介した手入れ方法は、もちろん他のドレスシューズにも応用していただけるので是非、参考にしてみて下さい!!
※配送でのご注文はコチラをご覧下さい。
※BECKMANでInstagram始めました!→「beckman_shoe_repair」
http://instagram.com/beckman_shoe_repair/
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本日はスムースレザの手入れの紹介を画像付きでさせていただきます。
まずスムースレザーとは?
スエードやヌバック、型押しなど表面が凸凹していないスムース(なめらか)な革の総称です。
一般的にドレスシューズに用いられている革はもちろん、オイルドレザーもスムースレザーになります。
なかなかオイルドレザーとの見分けは難しいと思いますので、まずモデルで覚えていただけたらと思います。
レッドウィングではクラシックドレスライン(ベックマン、キャバリーチャッカ)ですね。
今回はそのベックマンでのお手入れ紹介になります。
まずは靴ひもを外し、シューツリーを装着します。
シューツリーは保管する時に使うだけでなく、手入れを効率よく、きれいに仕上げることが出来るので、あればとても便利ですよ!
1.
ステインリムーバーで古いクリームや汚れなどを取り除きます。
ステインリムーバーは毎回使う必要はなく、2、3回の手入れのうち1回か、雨の日に履いた後に使用していただく事をオススメします。
特に雨の日の翌日は、塩浮きと言って靴の中の水分がでていくのと同時に靴の中の汗などが表面に浮かび上がり、アッパーに白い模様が浮かび上がることがあります。
この表面に浮かび上がってきた汗などの塩分を取ってあげる事により"塩浮き"を抑えることが出来ます。
ちなみに他の汚れ落としではこの"塩浮き"を抑えることは難しく、水性のステインリムーバーだからこそ塩分を取り再発を抑える事が出来ます。
※革の種類によってはステインリムーバーを使用しない場合もあります
右足がステインリムーバー使用後です。
すっぴん状態なので艶がなくなりマットな感じになっています。
2.
デリケートクリームを塗り込んでいきます。
スッピンになった革に栄養をあたえ、保湿効果を高めてくれます。
よく履き口や中底が乾燥して、ひび割れを起こしている靴をよく見かけますが、このデリケートクリームは履き口は勿論、中底にも使ってあげれる程、万能アイテムですよ。
ウェス(いらない生地)や台所用スポンジ(これが便利です)で全体に塗っていきます。
浸透性がよく、すぐに乾いてくれます。
右足(写真左)がデリケートクリームの使用後になります。
デリケートクリーム自体にロウ分が入っていないため艶は出ませんが、栄養が入り、全体的にしっとり感が出たのがわかるかと思います。
3.
靴クリームを入れていきます。
ベックマンではM.MOWBRAYのクリームナチュラーレを使用しています。
天然成分特有のいい匂いがし、更に革に栄養と光沢を与えてくれます。
ペネトレイトブラシで細かい場所まで塗り込み、豚毛や化繊のブラシでブラッシングして全体にのばす+余分なクリームをはじいていきます。
さらにきれいなウェスで乾拭きしてあげると更に光沢が出ます。
その後、防水スプレーをしてあげると革にとってとてもいいですね!
靴が綺麗なうちはニュートラル(無色)を使用し、革本来の色、艶を楽しむことをおススメします。
傷や色の抜けが出てきましたら、補色クリーム等を使用して下さい。
(ステッチが白い靴は色が移るので気をつけて下さい)
右足(写真左)がクリームナチュラーレ(ニュートラル)の使用後になります。
天然成分が多く含まれているため、革がモッチリとした雰囲気に仕上がっています。
見ていただいたらわかるように、ある程度の色の抜け具合でしたらニュートラル(無色)の油分だけでも十分色は戻ります。
以上がベックマンでのスムースレザーの手入れになります。
基本的にベックマンでは靴を永く履いていただくための手入れ方法を推奨しております。
スムースレザーには手入れ用品が沢山あり、最近では特に細分化されてきていますので、ベックマンとしてもいろいろ試して、自分たちがいいと思うものは随時ブログ等にてあげていきます!!
今回紹介した手入れ方法は、もちろん他のドレスシューズにも応用していただけるので是非、参考にしてみて下さい!!
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