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2017年02月11日
茶芯

こんにちは。
谷口です。


タイトルにも有りますが今日は茶芯の話です。




茶芯という言葉自体はここ最近出来た物です。
それまでは古い物の中で何故か使い込むと革が茶色くなる、なってしまうものがたまーにある。といったぐらいの認識でした。
それがいつの間にか茶芯という言葉が定着しました。

茶芯の理由も諸説有るようです。

・現行のブラッククロムは芯まで黒。
その前は芯まで染めてない黒。
その前は茶色い芯まで染めてない黒。
90年代まで存在した【茶色い芯の黒い革】は、履き込む事によるスレや日焼けなどで、染色面下の茶色が現れます。
70年代から存在する【芯まで染めてない黒い革】は、履き込む事によるスレや日焼けなどで退色した部位に汚れが付着し、それが茶色に見えるようになります。
昨今の【芯まで染めた黒い革】は、スレや日焼けなどで退色しても、黒っぽいグレーにしかならない為、茶色になる事は殆ど望めません。


・昔のレッドウィングの黒い革は、染色前にはタンニンなめしが施されていました。
タンニンなめしを施した革は、革の中心(芯)が茶色になります。
また現在より染色技術が劣るゆえ、コストを考えると表面にしか色をつけられませんでした。
ご存知のとおり表面が削れると茶色の層が露出します。
現在のレッドウィングの黒い革はクロムなめしだからです。断面は青緑っぽいグレー色になります。
表面が削れても、薄れるだけで茶色にはなりません

等色々な説が有ります。
結局は偶然の産物で出来た茶芯に対して答えを探す事自体難しいんですかね。
茶芯の中でも極まれにツヤが強い物もありますしい茶色が濃い物も有れば薄い物も有りますし。。

年代もPT83〜91あたりでよく見られますがコレも曖昧です。

リーバイスでもそうですが80年代のディテールのくせして明らか70年以前のデニム使ってるやん!ていうのもアメリカなら当たり前の話です。
この革余ってるやん!的な感じで使ってそうですし。

価値は人それぞれですので何ともいえませんが古着が好きな自分からするとやっぱりあのアジは魅力的ですね。

皆さんもお持ちのエンジニアを見てみて、茶芯でしたらエイジングを楽しんでみて下さい!




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Posted by BECKMAN at 00:16 │Engineer