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2017年12月05日
オロ・ラセットの色と歴史

こんにちは。
谷口です。


本日は「オロ・ラセット」の話になります。



レッドウィングといえばオロ・ラセットのイメージが強いと思います。

ではその色は何色を想像されますか?

オロ・ラセットと聞いて赤茶の革を思い出す人が多いかと思います。
しかし、本来オロ・ラセットはオレンジが強い色です。


オロ・ラセットとはレッドウッドツリーから
抽出したタンニンを鞣し剤として使用した革の名前です。

レッドウイング社に革を納入しいていた皮革業者の1人、レオ・メテンが1936年に開発したオレンジ色の皮革で、当時としては画期的な、防水性、柔軟性に優れた革でした。

個体差等若干の違いはありますが、875は80年代まではオレンジ色で作られています

オロ・ラセットが赤茶っぽい色合いになったのは1989〜90年頃

よくある話ですが、オロ・ラセットが赤茶の875に変わりオレンジ色の革が廃盤になった事により、元のオレンジ色を探される方は当時多かったそうです。
ただこの革の色をオレンジ→赤茶に変更された理由は色々と言われていますが、詳細は不明のままだそうです。


赤茶に変更してからは、モデルチェンジする毎に赤みが強くなっており(個体差もありますが)、その赤みは96年ごろにピークになります。
ちなみに染料が関係しているかは分かりませんが、赤みが増すにつれ革はコシがなく柔らかなものが多いです。
さらに革の伸びなどによる捻れなどもこの時代のものによく見られます。


そして875に使用される革は1996年に再び元の色に近の革に変更されます。

理由としては、単純に元と違い赤色が強過ぎる!だそうです。


ちなみに革の色が元に戻される頃、日本はレッドウィングの大ブームでした。
僕も黒のプレーントゥを買って嬉しがって学校に履いて行ってました。
もちろん盗られないよう教室まで持って行ってましたけどね。(経験あるひと多いはず!)


という事もありレッドウィング=赤茶というイメージがとても強かった時代です。
その為、市場では赤茶の875を求める声が多く、日本代理店は赤茶モデルの継続生産をメーカー側に要請しました。

そして結局は赤みの強い赤茶も生産され続け、赤茶をオロ・ラセット薄茶をオロ・イジナル と分けられるようになりました。

(このオロ・イジナルOro-iginalはOriginalとをかけた造語だそうです)


年代によって革の特徴も違うので、お手入れに不安がある場合はいつでもご相談下さい!


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