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2021年08月20日
ラフ&タフレザーの手入れ

こんにちは。


前回の「オイルドレザーの手入れ」が大好評(だと信じたい!!)だったので、引き続きメンテナンス記事を。
本日はお問い合わせの多いラフ&タフレザーです。







正解がいくつも存在するこのレザー。
要はオイルヌバックなので、オイルヌバックの手入れ+ベックマン流エッセンスをご紹介です。
前回のオイルドレザーの時よりも、右上のマスタングペースト、右下にスエードカラーフレッシュ/スエード・ヌバックトリートメントが追加です。

〇ラフ&タフレザーパック…6,578円~
※ブラシはオイルドレザー用をお持ちでしたら、そちらをご使用いただけます。
※ご予算に応じて組み合わせる事も可能ですのでご相談下さい。







まずはホコリを払ってから汚れ落とし。
ステインリムーバー/ツーフェイスローションのいずれかでスッピンに近い状態に持っていきます。
今回はステインリムーバーを使用です。

※ラフ&タフレザーの屈曲部分のシワですが、柔らかい素材が故に凄く深いです。
強くこすっても大丈夫なのですが、シワの部分は出来るだけ下から上に持ち上げて、シワの方向にウエスを動かした方が良いですよ。








片足だけでこれだけ取れました。
と言っても、ヌバック=起毛素材なので着色成分も除去してしまいますが問題なしです。







そしてここで!!スエード・ヌバックトリートメント/スエードカラーフレッシュです。
汚れ落とし後にオイルを入れてしまうとギトギトになります。
起毛素材なのでオイルも大量に使用するからです。
それを軽減する目的で、スエード・ヌバックトリートメント/スエードカラーフレッシュのいずれかをスプレーする事で、次に入れるオイル吸収量を抑制する目的があります
前菜のイメージで、少しお腹を膨らせてあげます。

びちょびちょに浸すくらいにスプレーするのがポイントです。
ただ、そうなるとすぐに無くなってしまうので適量に留めた方が良いかもしれません…。。








そしてマスタングペーストです。
BOOTS FINISHでも良いのですが、表面のべた付きの少ないマスタングペーストが純正の状態には近いかと。
いずれにしても、一つ前の工程でオイル吸収量が抑制されている状態なので問題ないと思います。





仕上がりはこんな感じです。
ツヤを出したければ、オイルを乳化性クリーム(ニュートラル)に変えればOKです。
今回は、限りなく純正に近しい仕上がりにしています。




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