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人気修理

2021年09月07日
ガラスレザーの手入れ

こんにちは。


思っている以上にご好評をいただいておりますお手入れシリーズ。
本日はガラスレザーをご紹介。
レッドウィングで言うところの101ポストマンのシャパラルレザーですね。
フォアマンやガレージマンなんかも含まれますよ。
ヒビが入りやすいという事でご相談が非常に多いレザーでもあります。




前回のスムースレザーと比べる左端のシューツリーが変わっているのと、防水スプレーが無くなっています。
それ以外では、右上の乳化性クリームはアレンエドモンズ純正以外は全て無色をチョイスしております。

〇ガラスレザーパック…2,860円~
※ご予算に応じて組み合わせる事も可能ですのでご相談下さい。





この状態がビフォー。






まずはシューツリー。
ガラスレザーにはコレが非常に大事です!!
当店ではUSA製Woodlore社のコンビネーションツリーを推奨しております。
なるべく甲のシワが入っていなかった新品状態を記憶させておくことが重要です。

※一概には言えませんが、アメリカ靴にはアメリカメーカーのシューツリーがやはりフィットします。






次に汚れ落としですね。
今回はツーフェイスローションを。
ここでも注意!!
ゴシゴシしてはいけません
あくまでも、表面の古いワックス成分を拭き取る程度の優しい力を意識です。
それだけでもここまで除去できますよ。






そしてペネトレイトブラシで円を描きながら乳化性クリームを。
今回はクリームナチュラーレで、塗布直後の画像がこのような感じ。
仕上げをご確認いただければわかると思いますが、無色でも十分に光ります。
もし黒々とした光り方をご希望の場合は色付きクリームが良いのですが、表面の突っ張りを誘発するので無色に比べるとヒビが入りやすい状態にはなってしまい事をご了承ください。






そしてそして、まさかのカナヤブラシの豚毛でブラッシング!!
皆さま驚かれるかもしれませんが、馬毛よりもやはり豚毛でブラッシングをしてあげた方がしっかりとクリームを延ばせるので、仕上がりが全然違ってきます。
が!!!
短い毛丈の豚毛ブラシでゴシゴシはNGです。
あくまで毛丈の長いカナヤブラシだからこそといったところもございますが、この毛丈ですとゴシゴシやっても傷付けないのでご安心ください。
※カナヤブラシの詳細はコチラ→「asakusa KanayaBrush 入荷!!
その後馬毛でブラッシングをしてフィニッシュです。




右足も同様の工程を施して完了です。
ポイントは、
・靴に合ったシューツリー
・汚れ落としは優しく表面を
・無色の乳化性クリーム
・毛丈の長い豚毛でブラッシング

でした。



ついに!? エコバッグ販売開始です。」←Teeと同デザインのオリジナルエコバッグ、ご要望にお応えして販売することになりました!!

2021スタッフTeeあります。←2021年版のスタッフTee販売中です!!


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