レッドウィング/Redwing専門修理のBECKMAN

こんにちは。


荒れた天気の日曜日、突風で看板が破壊されたとスタッフから連絡がありました。
オープンからずっと使っていた、今ではボロボロになっている看板ですが、どうにかして修繕して使い続けていきたいと思う気持ちは、靴の修理に似ているなと、うと思いました。
初心に戻るとかではないのですが、お客様の気持ちに改めて応えなければと思った次第です。

そして、看板直るかどうか凄く心配です…。







特に今大人気の9014ベックマンブーツの修理です。
加水分解でダメになったハーフソールをVibram#2333に交換です。
カカトもVibram#430ヒールへのご依頼をいただきました。








ハーフソールの交換だけだとアウトステッチもその部分のみの縫い直しになります。
が、今回のようにハーフソール+トップリフト=カカトのゴムの交換の場合は、アウトステッチの全周縫いが可能になります。
この「ちょっとの違い」が大きいんですよ。

そしてコバも純正の新品時に近いイメージで仕上げています。
廃盤になった事で争奪戦が巻き起こっているベックマンブーツですが、加水分解していない個体は一度屈曲部分を曲げてみて亀裂や劣化のチェックをお願いいたします。

ハーフソールは5,500円、トップリフトは4,400円になります。



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