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2016年03月11日
オイルレザーの手入れ

こんにちは、谷口です。




今日はオイルレザーの手入れを画像付きで説明させていただきます!


オイルレザーの手入れ



1. ブラッシング(馬毛。無ければ豚毛でもOK)でホコリを落とします。


オイルレザーの手入れ



2. ウェス(Tシャツ等100%コットンの生地で薄めの色がオススメです)を指に巻き、ステインリムーバーで汚れや古いオイル、クリームなどを浮かせて落としていきます。
あまり強く擦ってしまうと銀面(革の表面)を痛めてしまうので、ある程度の力で擦ってください。
シワの部分はウェスを巻いていない方の指で押し上げるようにし、少し力を入れて擦ってください。
(シワの部分は革のひび割れに繋がるので、出来るだけ汚れや古いオイルは抜いてあげた方が良いかと。)
オイル、クリーム等を塗る時はもちろんですが、特に汚れ落としの時はシューツリーを使うとシワが伸びるので楽ですよ!



オイルレザーの手入れ

オイルレザーの手入れ

オイルレザーの手入れ

だいぶ落ちているのが見て分かるかと思います。
今がいわゆる"スッピン"状態ですね!



3. (1)オイルを入れていきます。
 
ブーツフィニッシュをご利用の方は直接指で適量を取り、手のひらで溶かしてから塗り込んでください。
浸透性、伸びの良さが実感出来るかと思います!

オイルレザーの手入れ

オイルレザーの手入れ




3. (2)マスタングペーストのみをお持ちの方はマスタングペースト+デリケートクリームの併用をオススメします!
まず 先にデリケートクリームをいれてください。
先にデリケートクリームを入れ、革の奥の部分に先に浸透させておくことで、マスタングペーストの浸透しすぎを防ぎ、さらに柔らかくなり過ぎないようにします。
マスタングペーストはべとつきが少ないです。
ホコリが付きにくいという点もあれば、ワークブーツらしいべとつきが無いという点もありますので、こちらはお好みでお願いします。

オイルレザーの手入れ



3. (3)コシが無い(柔らかくなりすぎた)革に対してはブーツフィニッシュをオススメしております。
以前も紹介させていただきましたが、浸透し過ぎを防いでくれます。



4. 最後に余分なオイルを豚毛・化繊の硬い毛のブラシでブラッシングしてください。

革の堅さにもよりますが、3時間から1日放置してください。
(こちらはブーツフィニッシュの放置時間です。普通のミンクオイル等はもう少し放置時間がいりますが、放置し過ぎはコシがなくなってしまうのでお気をつけ下さい。)

オイルレザーの手入れ

オイルレザーの手入れ


これで完成です!!


細かい事等、説明しきれてない部分もあるかと思います。
分からない事等ございましたらお気軽にご連絡下さい!!


ステインリムーバー 60ml 600+TAX / 300ml 2,000+TAX / 500ml 3,000+TAX

ブーツフィニッシュ 50ml 1,200+TAX /130ml 2,500+TAX

デリケートクリーム 1,000+TAX

マスタングペースト 2,800+TAX




※配送でのご注文はコチラをご覧下さい。



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