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2021年08月10日
オイルドレザーの手入れ

こんにちは。



何年も前からずーっとお問い合わせを多くいただくお手入れについて、改めて各素材別にいくつかご紹介していきます。
最初はやはりオロラセット/オロイジナル/オロレガシーレザーです。


オイルドレザーの手入れ

左上から時計回りに、
ステインリムーバー/ツーフェイスローション
ブーツフィニッシュ(50ml/130ml)
豚毛ブラシ/馬毛ブラシ
ウエス

〇オイルドレザーパック…2,860円~
※ご予算に応じて組み合わせる事も可能ですのでご相談下さい。



オイルドレザーの手入れ

こちらがお手入れ前の状態。


オイルドレザーの手入れ

汚れの種類に応じてステインリムーバー/ツーフェイスローションを選択します。
今回はツーフェイスローションで。


オイルドレザーの手入れ

シワにならないようにウエスを指に巻き付けて汚れを落としていきます。


オイルドレザーの手入れ

向かって右側の左足のみ完了。
シフトチェンジ痕は完全には除去できず。。
これはもしかして、サンプルにするブーツのチョイスを間違えたか…。


オイルドレザーの手入れ

片足だけでこれだけ使いましたよ。
定期的なお手入れが大事だと改めて思いました。


オイルドレザーの手入れ

そしてブーツフィニッシュ!!
指で取って、体温で溶かしてから靴に塗り込んでいきます。
非常に伸びが良いので、大量に取らないように、少しずつで良いですよ。


オイルドレザーの手入れ

オイルアップ直後はこのように濃くなります。
時間の経過とともに落ち着いてきますのでご安心ください。


オイルドレザーの手入れ

コンディションや環境によって変化しますが、放置後に表面に残っているオイルを弾くために豚毛ブラシでブラッシングです。
※あくまで吸収しきれない余分なオイルを払うブラッシングなので強くブラッシングです。
馬毛はこのタイミングでは使用せず、日々のブラッシングに使用してください。そうする事で自然なツヤが生まれます。


オイルドレザーの手入れ

しっとりと落ち着いたアイリッシュセッターの出来上がりです。


オイルドレザーの手入れ

右足も同様にお手入れして完了です。

お手入れをすると綺麗になるからあえてそのまま履いているというお声もいただきます。
栄養分=油分が無くなったオイルドレザーは本来の柔軟性や耐水性を失い、硬化して割れやすくなり傷も戻りません
お手入れをして非常に綺麗になっても、履いて出来たシワが残っていると、それだけで雰囲気が出るのでカッコいい状態はキープ出来るので大丈夫ですよ。


という感じで、他の素材も継続していきますねー



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